50ドル × 110(ドル円レート) = 5,500円
FXでよく見るワード、pipsってなに?
FXの基礎
まずpipsは「ピプス」または「ピップス」と読みます。
そしてpipは「 Percentage In Point 」の頭文字を取ったもので、pipsはその複数形というわけですね。
pipは通貨の最小単位の1%(100分の1)を意味しています。
例えば通貨ペアがドル/円の場合、円の最小単位である1円の1%で、 1pips=0.01円(1銭) となります。
では なぜpipsで表す必要があるのか?
別に「円」や「銭」でいいじゃん!て思いますよね(笑)
でも実は違うんです。
FXではユーロ/ドルを始め、日本円を含まない通貨ペアも多く取り扱われています。
そのため、レートの変動を pipsで表した方が都合が良い んです。
どういうことかとうと、例えば1ユーロが1.120 0 ドルから1.120 6 ドルに値上がりしたとします。
これ、いちいち日本円に換算なんてしてられませんよね?(少なくともぼくは嫌です!)
じゃあどうするかというと、pipsを使うわけです。
アメリカ通貨の最小単位は1セントなので、1pips=0.0001ドル(0.01セント)となります。
上の例でいうと、 6pips 値上がりしたことになります。
というように、FXではレートの変動、つまり 損益をわかりやすく表すためにpipsを使う んです。
どうでしょう、なんとなく分かってきましたか?
パターン1 対円(クロス円)のpips
対円とは〇〇/円と表される通貨ペア のことを指します。
ドル/円やユーロ/円といったものが対円と呼ばれています。
対円は クロス円とも呼ばれる ので覚えておいてくださいね。
対円のpipsは少数第2位 で覚えれば良いかと思います。
例えば1ユーロを130.0 0 円で買って130.0 7 円で売ったら、 7pips の利益という言い方になります。
パターン2 その他の通貨ペアのpips
対円以外ですが、 他の通貨のpipsは少数第4位 で覚えれば問題ありません。
ややこしいかと思いきや、意外にシンプルですよね(笑)
例えば1ポンドを1.380 FXでよく見るpips(ピプス)とは 8 ドルで売って1.380 0 ドルで買ったら、 8pips の利益という言い方になります。
ここまでのまとめ
長くなってきたのでpipsについて一旦まとめますね。
・ FXではレートの変動をpipsで表す
・ 対円(クロス円)では1pips=0.01(少数第2位)で表される
・ FXでよく見るpips(ピプス)とは 対円以外では1pips=0.0001(少数第4位)で表される
pipsを使って利益の計算をしてみよう!
さて、次はpipsと利益の関係について勉強していきたいと思います。
例として、ドル/円で1万ドルのトレードしたとき、100pips値上がりしたら利益はいくらになるか?を考えてみましょう。
ということは、 FXでよく見るpips(ピプス)とは 100pips=1円 となります。
そして、1万ドルのトレードでは、1万ドル×1円= 1万円の利益 となります。
すなわち、
〇〇pips FXでよく見るpips(ピプス)とは × 0.01円 × トレードした通貨量 = 損益
で表され、pipsがプラスなら利益、マイナスなら損失となります。
まぁ実際のトレードでは、損益を自動で計算して表示してくれるのであまり気にしなくてもいいんですけどね(笑)
ここで覚えておいて欲しいことは、 pipsとトレードした通貨量で損益が決まる という考え方です。
また例を挙げます。
Aさんは1万通貨のトレードで 100pips 獲得して、 1万円 の利益を得ました。
Bさんは10万通貨のトレードで 10pips 獲得して、 1万円 の利益を得ました。
AさんもBさんも1万円の利益という点では一緒です。
ではF X をする上ではどちらがよりすごいのか、あなたはわかりますか?
Aさんは1万円を使って1万円の利益なので、資金を 2倍 にしています。
一方でBさんは10万円を使って1万円の利益なので、たったの 1.1倍 です。
上の例からわかるように、FXでは「いくら利益を得たか」よりも「何pips獲得したか」に注目すべきなんですね。
これがFXでpipsを使うもう一つの理由なんです。
FXに使える資金は人により違います。
なので「いくら儲けを出したか」では優れたトレーダーかどうか判断つかないんですね。
なので、 何pips利益を出せたかで優れたトレーダーかを判断する んです。
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もちろんすでに口座を持っているあなたも一度覗いてみてくださいね(笑)
ちなみに普段ぼくが使っていて、おすすめしているのは DMM FX さんです。
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