一目均衡表(雲)を使ってビットコインの価格予測をする方法
初心者A
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(日本人が考案)一目均衡表ってどんな分析手法?
詳述すると、 「買い手・売り手のどちらに勢いがあるかは一目で分かる」 とされているのです。
- 一目均衡表を構成する5つの重要ポイント
- (トレンド把握可能)一目均衡表を使用するメリット
- (ビットコイン特有の難しさあり)一目均衡表をビットコイン相場で使用する際のデメリット
一目均衡表を構成する5つの重要ポイント
転換線 | 過去9日間における高値・安値の平均値を算出した線。 |
基準線 | 過去26日間における高値・安値の平均値を算出した線。 |
先行スパン1 | 転換線・基準線から平均値を求め、26日分(本)先行させた線。 |
先行スパン2 | 過去52日分(本)の最高値・最安値の平均値を26日分(本)先行させた線。 |
雲 | 先行スパン1・先行スパン2によって囲まれる部分 |
遅行線 | 現在レート(当日の終値)を26日分(本)前に遡って反映させる線 |
ごちゃごちゃとした線が交差していますが、 全て「一目均衡表」のデフォルト設定 となります。
(トレンド把握可能)一目均衡表を使用するメリット
- 5つの構成線からトレンドを把握して、エントリーポイントを見つけられる
- 雲を用いてレジスタンス・サポートラインを確認できること(押し目・戻り売りが得意)
- ローソク足・雲の位置関係から「レンジ相場」であることを発見できる
NAO
というのも、 一目均衡表で特に意識される雲はビットコインなどの銘柄で効きやすいため。
強いトレンドが出そうな時や出た時、時間軸ごと(4時間足や日足は信用性高い)で有効性が高いです。
名前の通り、 「一目でパッと判断できる」 ため相場の急変動が多い仮想通貨市場で取り入れるのはおすすめです!
(ビットコイン特有の難しさあり)一目均衡表をビットコイン相場で使用する際のデメリット
(おすすめの取引所もアリ)一目均衡表を実際にチャートに設定する方法
それらは世界中の投資家が参照としている数値(つまり、デフォルト設定のまま)でもあるため、 「多くの市場参加者が見ているポイント」 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 であるということ。
プロおに
【チャート分析】一目均衡表とは?定義や見方を分かりやすく解説
一目均衡表で過去と未来をチェック
一目均衡表を構成する5本の線
- 転換線:(過去9日間の高値+過去9日間の安値)÷2
- 基準線:(過去26日間の高値+過去26日間の安値)÷2
- 先行スパン1:(転換線+基準線)÷2を26日先に記入 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
- 先行スパン2:(過去52日間の高値+過去52日間の安値)÷2を26日先に記入
- 遅行スパン:当日の終値を過去26日前にさかのぼって記入
【チャート分析】一目均衡表の見方
一目均衡表の見方
- 転換線と基準線
- 先行スパン1と2が作る雲
- 遅行スパンと過去の株価
一目均衡表の見方①転換線と基準線
一目均衡表の見方①転換線と基準線
転換線と基準線
- 転換線:(過去9日間の高値+過去9日間の安値)÷2
- 基準線:(過去26日間の高値+過去26日間の安値)÷2
- ゴールデン、デッドクロスが売買サイン
一目均衡表の見方②先行スパン1と2が作る雲
一目均衡表の見方②先行スパン1と2が作る雲
続いて、一目均衡表の代名詞『雲』について学びましょう。
先行スパン1と2が作る雲
- 先行スパン1:(転換線+基準線)÷2を26日先に記入
- 先行スパン2:(過去52日間の高値+過去52日間の安値)÷2を26日先に記入
- 雲は先行スパン1と2の間にできる
- 雲は株価の抵抗帯や支持帯として機能
また、 雲はそれぞれ抵抗帯や支持帯としても機能します。 例えば下降トレンドの場合、株価の下に雲がある場合は反発材料になることも。雲の厚さは投資家心理の強さを示しているため、雲の大きさも見逃せない指標の1つです。
一目均衡表の見方③遅行スパンと過去の株価
一目均衡表の見方③遅行スパンと過去の株価
遅行スパンと過去の株価
- 遅行スパン:当日の終値を過去26日前にさかのぼって記入
- 26日前に購入した投資家が損をしているか儲けているかがわかる
一目均衡表の見方まとめ:三役好転と三役逆転
三役好天:代表的な買いサイン
- 株価が雲を下から上に突き抜け
- 転換線が基準線を下から上に突き抜け 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
- 遅行線が26日前の株価を上に突き抜け
三役逆転:代表的な売りサイン
- 株価が雲を上から下に突き抜け
- 転換線が基準線を上から下に突き抜け
- 遅行線が26日前の株価を下に突き抜け
【チャート分析】一目均衡表まとめ
一目均衡表とは
- 転換線・基準線・遅行スパン・先行スパン1・先行スパン2の5線で構成
- 転換線、基準線でゴールデンクロス、デッドクロスが発生
- 先行スパン1と2によって雲が発生(雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 抵抗帯、支持帯として機能)
- 遅行スパンによって過去に買った人が儲けているか判断
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雲を抜けたら大チャンス!一目均衡表の使い方・設定方法を解説
分析方法
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは、「相場は買いと売りの均衡が崩れたときに大きく動くため、方向性が決まったら相場の行方は一目瞭然」という由来のテクニカル指標です。
チャートの未来領域に「雲」が飛び出しているなど、見た目も概念も非常に斬新。
一目均衡表は昭和初期、都新聞社の細田悟一氏が「一目山人」というペンネームで発表した日本発のテクニカル指標なのですが、海外のトレーダーからも”Ichimoku“と呼ばれ多く利用されているんですよ。
一目均衡表は、2000人体制で7年間かけて完成させた分析方法。非常に奥深いため、実は完璧に使いこなせる人ほとんどいないと言われています。
テクニカル分析には、 暗記不要で初心者でも簡単にできる 分析方法も存在します。
ヒロセ通商など一部のFX会社では、自動でテクニカル分析してくれるツールが無料で利用できちゃうのです!
一目均衡表 5本線の特徴・計算式
一目均衡表は、基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンの5本線で構成されています。
一目均衡表では(過去○日の最高値+過去○日の最安値)÷2という計算式を使って平均を出すことが多いのですが、「過去」といいいつつその当日も含みます。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスと同様にトレンドが転換するシグナルとなります。
先行スパン1
基準線と転換線の中間値を、26日未来にずらして記入します。
先行スパン2
過去52日間の最高値および最安値の平均値を、26日未来にずらして記入します。
遅行スパン
当日の終値を26日過去にずらして記入します。
遅行スパンは売買のタイミングを判断するときに使います。 遅行スパンがローソク足を上に抜けた場合は買いシグナル(好転)、下に抜けた場合は売りシグナル(逆転)と判断します。
一目均衡表の「雲」とは?
先行スパン1・2に囲まれた部分
先行スパン1・先行スパン2に囲まれた部分を「雲」といい、過去に激しく売買されたことを意味しています。
雲はチャートの未来の部分に飛び出しているため、現在のローソク足との位置関係を見ることで今後の展開が分析できます。
雲の厚さも大切な判断材料
一目均衡表は雲の厚さも重要な判断材料。雲は激しく売買された証ですので、雲の厚さ=抵抗の強さともいえます。
ただし、薄い雲の場合は反発の力が弱く、そのまま突き抜けてトレンド転換することもあるので要注意!
一目均衡表の最強シグナル!三役好転(三役逆転)とは?
- 基準線を転換線が上に抜けたとき(転換線>基準線)
- ローソク足を遅行スパンが上に抜けたとき(遅行スパン>ローソク足)
- 雲をローソク足が上に抜けたとき(ローソク足>雲)
この3つのシグナルがそろった状態を「三役好転」といい、絶好の買いシグナルとなります。
また、逆方向の場合は「三役逆転」といい、絶好の売りシグナルとなります。
一目均衡表の設定はそのまま使おう
しかし、一目均衡表に関しては、設定を変えずにそのまま使うのがおすすめです。
最強!?一目均衡表以外の指標も一気に分析する方法
実はヒロセ通商(LION FX)では、自動でテクニカル分析してくれるツールが利用できます。
【↑クリックで拡大できます】
LION FXの取引ツールには、過去のデータから為替予想をしてくれる「さきよみLIONチャート」やトレンドが一目で分かる「シグナルパネル」という機能が搭載されています。
テクニカル指標(移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など)の分析結果を一覧表示してくれるため、売買のタイミングが簡単に分かってとても便利ですよ。
参考: ヒロセ通商(LION FX)の特徴・評判
一目均衡表って何? 初心者さんにわかりやすく解説
テクニカル分析
突然ですが、あなたは 一目均衡表 というテクニカル指標をご存知でしょうか?
一目均衡表は細田悟一さんという日本人が1936年に発表したテクニカル指標で、外国でも 【Ichimoku】 と呼ばれて利用されています。
某犬の映画でリチャードギアが「Hachi~」と言ってましたが、それを思い出しますね。
Hachiはいいとして、 一目均衡表とは、
【相場は売り手・買い手のバランスが崩れた時に動き、その方向が分かれば相場は一目瞭然なんです!】
という考え方に基づいて作られたテクニカル指標で、時間を重視している珍しい指標です。
難しくありませんし、 今までフルーチェ作りしかしてこなかった方も安心して読める内容にしてみましたので、どうぞ最後までお付き合いください。 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
一目均衡表をさくっと覚えて、さくさくっと勝率を上げてしまいましょう。
一目均衡表は5つの線でできています
画像引用:yahooファイナンス
変な線が沢山ありますね。
なんか難しそう……に見えますが、大丈夫です。
冒頭でも言いましたが難しくないです。本当です。 本当だってば。
最初は 基準線 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 を説明します。
画像引用:yahooファイナンス
過去の26日間で一番高かった株価と、一番低かった株価の中心を繋いだ線です。
- 基準線より株価が上にあれば、26日間というスパンの中では 買い手が多い。
- 基準線より株価が下にあれば、26日間というスパンの中では 売り手が多い。
次に 転換線 を説明しますよ。
画像引用:yahooファイナンス
過去の9日間で一番高かった株価と、一番低かった株価の中心を繋いだ線です。
お次は 遅行線 です。
画像引用:yahooファイナンス
現在の終値を26日過去にずらした線です。
月足だと26ヶ月前、週足では26週前、日足では26日前にずらします。 だからそれ以外の線と違って、現在の株価から26日前の地点で止まっているんです。
つまり 【現在の株価が26日前に比べてどの水準にあるのか?】 ということを示す線なのですが、非常に面白いことを教えてくれます。
- 株価よりも上で遅行線が推移している場合、26日前に買っていた人たちが含み益になっていることを表します。
現在は買いが強い、強気相場になっています。
- 株価よりも下で遅行線が推移している場合、26日前に買っていた人たちは含み損になっていることを表します。
現在は売りが強く、弱気相場になっています。
画像引用:yahooファイナンス
先行スパン
最後は 先行スパン1 と 先行スパン2 です。
この先行スパン1と2によって 【雲】 が作られており、この存在が 一目均衡表の最大の特徴 ともいえるものです。
画像引用:yahooファイナンス
【雲】は見た目で直ぐに判断することのできるサインなので、有効活用できると非常に便利です。
先行スパン1と2の間にできた空白を 【雲】 といいます。
一目均衡表の最も特徴的な部分なので、ここだけでも是非覚えてみてください。
●雲は下値を支え、上値を抑える役割
・雲の上で株価が推移していれば 買い手の多い相場 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
・雲の下で推移していれば 売り手の多い相場
画像引用:yahooファイナンス
・雲の上で株価が推移している場合、厚い雲であればあるほど、 株価が下がって雲にぶつかった時に反発して上昇しやすい。
・雲の下で株価が推移している場合、厚い雲であればあるほど、 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 株価が上昇して雲にぶつかった時に反発して下落しやすい。
これはかなりイメージしやすいのではないでしょうか。
あなたが空から降ってきたとして、分厚い雲の上に落ちてきてもぼよんと支えて、何なら上に乗せてくれそうですよね。
でも、分厚い雲を下から上に突き抜けようと思って頭突きした場合、ぼよんと弾き返されてしまいそう。
★雲が薄い場合
・雲の上で株価が推移している場合、株価が下落して雲にぶつかっても、 すぐに株価が雲を下抜けてしまいやすい。
・雲の下で株価が推移している場合、株価が上昇して雲にぶつかっても、 すぐに株価が雲を抜けて上昇しやすい。
なぜ雲で反発・抵抗するのか?
雲が厚いということは、
雲が出来ている価格帯で取引が活発に行われたことを表すため、 【その価格帯で買った株を持ったままでいる人たちが多い】 という可能性が高いわけです。
逆に、雲が薄いのは持っている人が少ない価格帯ということですね。
例えば、500円~800円の間で大きな雲ができていたとしたら、その価格帯で買った株をまだ持っている人が多そうだよ、と言っているわけですよね。
雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析 ★例① 500円で買った人が多い場合
500円で買った株をあなたが持っていたとして、そこから株価が下がったとします。
その場合、「できれば買値で撤退したい」と考えるのではないでしょうか。
そしてきっと、同じことを考える方は多いことでしょう。
★例② 500円で売った人が多い場合
500円の地点で買った株が上がったとします。
けれど、そこから再度500円まで下がってきても、一度上昇しているところを見ているので「また500円から上昇するんじゃない?」と再度買いを増ししたくなりませんか?
雲は少し先の値動きを予測しやすい
一目均衡表を見てもらうとすぐ分かると思うのですが、雲は現在の株価よりも少し先まで続いています。
画像引用:yahooファイナンス
なぜなら、先ほど出てきた先行スパン1と2という線が、 過去の値動きを未来に反映しているもの だからです。
一目均衡表の見方と売買のサイン
雲のサイン
先ほどの項目でも少し出てきましたが、雲は下値を支えるもの (支持体) そして上値を抑えるもの (抵抗体) としての役割を果たしています。
これによって、売買の重要なサインとして読むこともできてしまうのです。
分厚い雲を抜き抜けると、分厚い雲が今度は株価を支えてくれるため、 上値が軽くなり上昇しやすくなります。
逆に、分厚い雲の中に株価が潜ったり下抜けてしまうと、 やや先行きが不透明で売りが強くなる可能性があります。
★雲のねじれ
雲は値動きが進むごとに徐々に薄くなり、上向きから下向きに、下向きから上向きに変わる部分があります。
これは雲の 【ねじれ】 と呼ばれていて、株価の変化が起きやすいとされています。取引する際はご注意ください。
画像引用:yahooファイナンス
※ただし、雲の位置からローソク足まで距離が空いている時に起きる雲のねじれは、さほど強い影響はないようです。
基準線と転換線のサイン
基準線と転換線は移動平均線に似たものとして紹介しましたが、まさに移動平均線と同じく、ゴールデンクロスとデッドクロスすることで売買のサインと読むことができます。
●基準線を転換線が上抜く→ 買いサイン(ゴールデンクロス)
画像引用:yahooファイナンス
●基準線を転換線が下抜ける→ 売りサイン(デッドクロス)
画像引用:yahooファイナンス
遅行線のサイン
【現在の終値を26日過去にずらした線】である遅行線ですが、これもサインとして機能しているので覚えておいてください。
- 遅行線より株価が下にあれば 買い手の強い相場( 強気相場 )
- 遅行線より株価が上にあれば 売り手の強い相場( 弱気相場 )
ということは…
【相場が弱気から強気に変わるライン】= 【株価と遅行線がクロスするタイミングは相場の変わり目】
と判断することができるわけです。
つまり、
●遅行線が株価を上抜く→ 買いサイン
●遅行線が株価を下抜く→ 売りサイン
画像引用:yahooファイナンス
ちなみに、
遅行線を株価が上抜くことを 好転 、
遅行線を株価が下抜くことを 逆転
と言いますよ。
一目均衡表を代表するサイン【三役好転】と【三役逆転】
一目均衡表を代表する、かなり強い売買のサインだと言われているものがあります。
それが 【三役好転】 と 【三役逆転】 。
【三役好転】の条件
①株価が上昇し、雲から抜け出す。
②遅行線が株価を上抜く。
③転換線が基準線を上抜ける。
【三役逆転】の条件
①株価が下落し、雲の下に抜ける。
②遅行線が株価を下抜ける。
③転換線が基準線を下抜ける。
【三役好転】という名前が麻雀の役のようですね。
「A線とB線が交わる場合は【一気通貫】と言います!」
とか
「A線が株価を上抜いてC線がB線と交わったら【国士無双十三面待ち】です!」
とか言われても信じそうです。
※一気通貫と国士無双十三面待ちは麻雀の役です。株とは何の関係もありません。
一目均衡表でトレンドの押し目を探す
一目均衡表では、非常に強く長期的なトレンドが出た場合に、特徴的な線の並びになることがあります。
それは
株価(ローソク足)雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
↓
転換線
↓
基準線
↓
先行スパン1
↓
先行スパン2
画像引用:yahooファイナンス
そのポイントというのが、 ローソク足が各線に触れるタイミング です。
- ローソク足が転換線に触ったポイントが第1の押し目。 (まだまだ上昇する勢いがある)
- 基準線に触るポイントが第2の押し目。 (まぁまぁ上昇する勢いが残ってる)
- 先行スパン1に触るポイントが第3の押し目。 (上昇する勢いは少なくなってきた?)
- 先行スパン2に触るポイントが第4の押し目。 (上昇する力はかなり少ない)
上昇中の相場で一番上に位置する転換線に触れて反発するということはまだまだ上昇する力が強いですが、一番下にある先行スパン2に触れてやっと反発するということは、もうほぼ上昇する力は残っていないと判断されます。
線の上から順に、反発する力が強く、トレンドの勢いが強いことを示します。
もし上昇 or 下落相場で押し目を探しているときに、思い出してみてください。
一目均衡表は長期的なボックス相場では役に立たないので注意
非常に便利で頼もしい一目均衡表ですが、 ダマシ ( サインが出たのに逆の動きをする )が起きてしまうこともあります。
それはどんな時かというと、ある一定の高値と安値を行き来する ボックス相場 。
ボックス相場で役立つのはボリンジャーバンドやRSI、ストキャスティクス等のオシレーター系( 買われすぎ・売られすぎを見る指標 )なので、ボックス相場ではボックス相場に強いテクニカル指標を使ってみましょう。
一目均衡表を含めて、売買のサインに絶対はないので注意
テクニカル指標の全てに共通して、売買のサインに絶対はありません。
一目均衡表でゴールデンクロスが出たからと言って必ず上昇することはなく、デッドクロスが出ても必ず下落するということはありません。
一目均衡表まとめ
売買のサイン自体は非常に簡単ですが、最初は 【どの線がどれだっけ……】 と少しごちゃごちゃしてしまうかもしれませんね。
でも大丈夫です。見ている内に慣れますw
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一目で分かる、未来と過去を見て予測する「一目均衡表」
これが一目均衡表の基本ラインです。
言葉も覚えておきましょう。
転換線・基準線とローソク足の関係
ローソク足の下に転換線があり、 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
さらにその下に基準線が表示されている。
このときは上昇傾向にあります。
一方、基準線の下に転換線、
さらに転換線の下にロウソク足がある場合は、
下降傾向にあります。
遅行スパン
遅行スパンは現在のチャートの位置から 雲が分かりやすい日本発のテクニカル分析
26日前を描くため、
26日前の位置をチェックして、未来を予測するのに役立ちます。
こちらの図では26日前に
遅行スパンがローソク足を左から右に抜けて
遅行スパンがローソク足の下に来ています。
先行スパン1と先行スパン2
- 先行スパン1・・・基準線と転換線の中間値を、当日を含む26日先に記入
- 先行スパン2・・・当日を含む52日間の最高値と最安値の平均値を、当日を含む26日先に記入
シンプル言うと、
「ローソク足が雲を上に抜けると上昇トレンド」
「ローソク足が雲を下に抜けると下降トレンド」
となります。
雲の上にチャートがあり、雲に向かって下降しているとき、
まずは雲の上側で反発するかもしれない、と予測し、
それを抜けてしまった場合は、雲の下側で反発すると予測するのです。
続いて一目均衡表の解説「後半」へ進みましょう。
後半は三大理論について解説しています。
こちらの動画をご覧ください。
ある地点からこの日数で変化があると、予測するのです。
ピッタリの数値になることは少ないため
多少前後も見るようにしましょう。
基本の数値以外が当てはまる場合もあります。
複合基本数値である、
33、42、65、76、129、172も参考にしながら予測していきましょう。
値幅観測論
V計算値
V計算値は、上がってから下がった後、戻り分の2倍さらにトレンド方向に動くというイメージです。
N計算値
N計算値は、上がってから下がった後、1回目の上がり幅と同じ幅まで上がるというイメージです。
E計算値
E計算値は、上がって下がり、最終的に最初の波の2倍の高さまで到達するというイメージです。
N計算値
NT計算値は、上がってから下がり、最終的に最初の波の戻りの2倍の高さまで到達するというイメージです。
値幅観測論は計算式よりも
図のイメージを頭に入れておけばいいと思います。
また、下降トレンドの時は180度逆のかたちで予測をたてることができます。
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