トルコリラ円(TRY/JPY)のスプレッドをFX業者一覧で比較
スプレッドによるコストは取引する度かかるため、短期売買を繰り返す人は収支に影響を及ぼします。
通貨ペアごとにスプレッドが決まっているため、短期売買をする人は低スプレッドの通貨ペアを選ぶと良いでしょう。
短期売買を好む人は値動きの激しい通貨を好む傾向がありますが、そういった通貨はスプレッドが拡がる傾向にあります。
どうしても取引したい場合は、その通貨のスプレッドに絞ってFX業者を選んでみるといいでしょう。スプレッドの差の分だけ収支の改善につながるはずです。
スプレッドは固定と変動がある
大手FX会社のトルコリラ円スプレッド一覧表
会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | トルコリラ/円 |
---|---|---|---|
トレイダーズ証券 LIGHT FX ※原則固定(例外あり) | 0.2銭 | 0.4銭 | 1.7銭 |
GMOクリック証券 ※原則固定(例外あり) | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.0銭 | FXスプレッド比較
ヒロセ通商 LION FX ※原則固定(例外あり) | 0.2銭 | 0.4銭 | 1.6銭 |
セントラル短資FX | 0.1銭 | 0.4銭 | 1.7銭 |
SBI FXトレード | 0.09銭 | 0.49銭 | 1.89銭 | FXスプレッド比較
また、米ドル円やユーロ円などの主要通貨ペアではなく、トルコリラは新興国通貨でもあるため取り扱っているFX業者は決して多くありません。
スプレッドはFX各社での競争が進んでいる
トルコリラ円に限ったことではありませんが、どのFX会社もスプレッドを安くする FXスプレッド比較 値下げ競争 のようなものが行われています。
FXトレーダーにとって実質的なコストはスプレッドと言っても過言ではありません。そのため、少しでもスプレッド幅が狭いFX業者を選ぶ人が多いです。
トルコリラ円(TRY/JPY)の特徴と利益の狙い方
トルコリラは高金利通貨で スワップポイント が高く、相場のボラティリティも大きいため、短期・長期ともに利益を狙うことができます。以下の値動きの特徴や狙うポイント、注意点などを理解したうえで取引するようにしましょう。
値動きの特徴と注意点
トルコリラは新興国トルコの通貨であり、 高金利通貨 ということで長期投資家から人気があります。
政策金利 | 2019 | 2020 | 2021 |
---|---|---|---|
1月 | 24.00% | 11.25% | 17.00% |
2月 | 24.00% | 10.75% | 17.00% |
3月 | 24.00% | 9.75% | 19.00% |
4月 | 24.00% | 8.75% | 19.00% |
5月 | 24.00% | 8.25% | 19.00% |
6月 | 24.00% | 8.25% | 19.00% |
7月 | 19.75% | 8.25% | 19.00% |
8月 | 19.75% | 8.25% | 19.00% | FXスプレッド比較
9月 | 16.50% | 10.25% | 18.00% |
10月 | 14.00% | 10.25% | 16.00% |
11月 | 14.00% | 15.00% | 15.00% |
12月 | 12.00% | 17.00% | 14.00% |
国の状況も安定しているとは言い難い
効率の良い利益の狙い方
スワップポイント狙いであれば頻繁に取引する必要もなく、 長期的に安定した収益を出すことも可能 です。ただし、値動きが大きいため大きな含み損を抱えないようにリスク管理が必須です。
利益を狙う際はリスク管理を万全に!
トルコリラは基本的に取引量が少ないこともあり、非常に大きな動きを見せることも多いため、くれぐれも 暴騰・暴落リスク には気をつけましょう。
スワップポイントは、通貨を扱う各国の政策金利の差によって発生する収支です。政策金利とは各国の中央銀行が定めるもので、国によって政策金利は違います。
例えば、日本の政策金利が1%、アメリカが2%としましょう。2国間の金利差は1%です。日本円でアメリカドルを買うと、1%の金利差を受け取れます。 つまり、アメリカドルを持っていれば得られたはずの1%分の金利収入を日本円に換算したものがスワップポイントとなるわけです。
反対に、日本円をアメリカドルに対して売った場合は、アメリカドルで日本円を買うことになるので、1%分のスワップポイントを支払います。
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